伊豆半島で水深5mより深い深度の岩場でダイビングすると、
カラフルなシダの様な生き物に遭遇することがあります。
見た目は似ていないヒトデ、ウニ、ナマコと
同じ棘皮動物の仲間のウミシダです。
体の中央に本体があります。
動かすことのできる触手が5本あり、
その触手から枝分かれし100本以上になることもあります。
この触手で流れてきたプランクトンを補食します。
無防備なウミシダは敵に襲われた時,
触手を自切して生き残ろうとします。
触手はトカゲのシッポのように簡単に切れます。
切り口は1日に1mm未満の長さで再生できます。
棘皮動物のナマコやヒトデに脳は存在しませんが
以外にもウミシダには小さな脳が存在します。
自切できるのは脳があるからと考えられます。
見た目よりも頭が良い生物です。
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