アカマンボウはマンボウではない

アカマンボウ(マンダイ)は全長2 m、

体重270 kgほどにもなる大型魚です。

体型はマンボウに似るが、マンボウの仲間

ではなく、むしろリュウグウノツカイの仲間。

なぜなら稚魚は細長く、リュウグウノツカイ

の稚魚に似ているからです。そして

外洋域の水深500 mに生息する深海魚。

マンボウとアカマンボウの違いは色では

なく尾びれがあるか、ないかです。

ちなみにマンボウはフグの仲間。

マンボウには尾びれがありません
アカマンボウには尾びれがあります。

アカマンボウはかつてマグロの偽物

として流通したことがあります。

近くのスーパーの鮮魚コーナーで売っています。

今は「アカマンボウのお刺身」として

スーパーの鮮魚コーナーで売っています。

実際に食べてみるとその美味しさに

驚きます。また塩焼きにしてもいただけ

ますが、多少タレなどでパサつきを抑え

られる照り焼きがおすすめです。

アカマンボウのパックに「フライ用」と

ステッカーが貼ってあることがありますが

フライは本当に美味しい。


塩胡椒した切り身に薄く小麦粉をはたい

たら溶き卵にくぐらせ、パン粉を付けて

揚げていきます。カリッと揚がったら

できあがりです。外カリ中じゅわ、

上品な白身魚フライです。

アカマンボウは外洋性の深海魚という

こともあって、 旬がいつなのか分

かっていません。 いつ食べても大体

同じ味なので、旬を気にする必要は

ありません。

魚市場でマグロと一緒に水揚げされます。

マグロの延網などで一緒に混じって

漁獲され魚市場で競りに掛けられ、

店頭に並びます。

漁獲された時が旬です。

次の日には売っていません。

次はいつ店頭に並ぶかも分かりません。

刺身やフライ、ムニエルどれでも美味。



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