アカマンボウ(マンダイ)は全長2 m、
体重270 kgほどにもなる大型魚です。
体型はマンボウに似るが、マンボウの仲間
ではなく、むしろリュウグウノツカイの仲間。
なぜなら稚魚は細長く、リュウグウノツカイ
の稚魚に似ているからです。そして
外洋域の水深500 mに生息する深海魚。
マンボウとアカマンボウの違いは色では
なく尾びれがあるか、ないかです。
ちなみにマンボウはフグの仲間。
![](https://www.mitell-a.com/wp-content/uploads/2022/12/マンボウ1a.jpg)
![](https://www.mitell-a.com/wp-content/uploads/2022/12/アカマンボウ1aWEB魚類図鑑.jpg)
アカマンボウはかつてマグロの偽物
として流通したことがあります。
![](https://www.mitell-a.com/wp-content/uploads/2022/12/アカマンボウ切り身a.jpg)
今は「アカマンボウのお刺身」として
スーパーの鮮魚コーナーで売っています。
実際に食べてみるとその美味しさに
驚きます。また塩焼きにしてもいただけ
ますが、多少タレなどでパサつきを抑え
られる照り焼きがおすすめです。
アカマンボウのパックに「フライ用」と
ステッカーが貼ってあることがありますが
フライは本当に美味しい。
塩胡椒した切り身に薄く小麦粉をはたい
たら溶き卵にくぐらせ、パン粉を付けて
揚げていきます。カリッと揚がったら
できあがりです。外カリ中じゅわ、
上品な白身魚フライです。
アカマンボウは外洋性の深海魚という
こともあって、 旬がいつなのか分
かっていません。 いつ食べても大体
同じ味なので、旬を気にする必要は
ありません。
![](https://www.mitell-a.com/wp-content/uploads/2022/12/アカマンボウA2420c.jpg)
マグロの延網などで一緒に混じって
漁獲され魚市場で競りに掛けられ、
店頭に並びます。
漁獲された時が旬です。
次の日には売っていません。
次はいつ店頭に並ぶかも分かりません。
刺身やフライ、ムニエルどれでも美味。
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